起業を考えたら必ず読む本(要約)

日本でお金持ちになろうとしたら、起業が一番だと思います。(私は起業に踏み切る勇気のない、サラリーマンですが・・)。今日は、国内最大級のクラウド会計サービスを販売している社長が書いた本「起業を考えたら必ず読む本」を紹介します。

起業を思い立った時にすること

・起業は、今あるお金で、これまでに経験した仕事の延長線上でスタートすると良い。
・自分のやりたいことがお金になるとは限らない。全く新しいサービスではなく、普通のありふれた商品を工夫して売ろう。
・ビジネスのネタは、誰かの広告から仕入れることも出来る。お客様か、売る商品のどちらかを起業前に用意しよう。
・世界中の人に売るのではなく、ターゲットを絞り、価格を明確にして、ニーズのある商品を売ろう。
・季節や天候に左右されるビジネスは不安定になるからやらないほうが無難。
・法人の代表印は、欠けないチタン製がおススメ。
・資本金は全額自分で支払うほうが、後で揉めない。
・登記後の住所変更は大変なので、登記の本店は自宅にして、名刺やカタログの本社は東京のレンタルオフィスなどにする。
・起業家は、お金が入ってくるものにだけお金をかけるべき。
・在庫は極力持たず、売掛金は素早く回収、完璧主義にならないこと。

今の会社を辞める前にしておくこと

・クレジットカードを作っておく
・会社経営、専門知識、経理の知識を身につけておく
・今の会社の顧客に名前を売っておき、人脈を築いておく
・地銀と信金に個人口座を作っておく
・もらえそうな補助金、助成金を調べておく

会社を作って初めにやること

・サラリーマン感覚からの脱却
・青色申告の承認申請者を出す
・決算や税務申告は税理士に頼む
・社長、課長、主任の3種類の名刺を作り、状況によって名刺を使い分ける
・情報だけ奪われないように契約書を必ず作る

起業後の会社経営とは

・起業家がやることは、高い価値のある商品を売ること
・価格競争に陥らないこと。値下げより値上げを。
・変な客は相手にしない。お客様を選ぶ。
・パートナー選ぶは重要
・信用調査には回答する
・従業員は少ないほど良い経営。社員ではなくアルバイトを雇おう。

起業の失敗例とは

・お客様が欲しいといっても買うとは限らない
・乗っ取りコンサルタントには注意
・異業種交流会に参加するより、365日仕事をしよう。
・一番の失敗は、自分との戦いに負けること

実際に起業をして、25年間経営者をやっている方の本はリアルで有益な情報満載ですね。


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