NISAの口座を持ちたいということは、株や投資信託を購入して利益を得たいということだよね？NISAに限らず、銀行と証券会社の使い分けとして覚えておいて欲しいのは、
・お金を借りたいなら銀行
・お金を増やしたいなら証券会社
を利用するという鉄則だ。

そうだね。銀行で株や投資信託を購入すると、販売手数料が非常に高い。その点、証券会社なら手数料も安いし、何より投資信託などの投資できる商品数が非常に豊富だからね。

私がお勧めする証券会社は、マネックス証券か、SBI証券だね。この二つの証券会社は私も口座を持っているから、安心して口座開設してくれ。

どれくらいリスクを許容できるかによりますね。1円でも損したくないなら「銀行の定期預金」が安全だし、1年で最悪10%くらいの損失を覚悟できるなら、運用先にも幅が広がるね。

よし、では目標運用益が年率2-3%としよう。その場合、200万円をインデックスファンド、200万円を外貨預金でどうだろう。リスクを分散させるために、残りの600万円は来年以降も少しずつ投資していくのが良いと思う。図にするとこんな感じだ。

国の潜在成長力、GDP伸び率などを考えると、これからの10年-20年先はアジアが世界経済の中心となると考えている。だから、アジアへの投資はしておいたほうが良いと思う。でも、アクティブファンドは手数料も割高だから、インデックスファンドで良いかな。

まだ日本円しか保有していないのであれば、円安に備えて守りの運用という意味でも外貨は保有しておきたいね。銀行の外貨預金はボッタクリ商品だから、FX口座を開設して外貨を購入しよう。

あと、いきなり1000万円すべてを元本割れする可能性のある商品で運用するのはリスクが高いと思うよ。リーマンショック級の恐慌がおきた場合、資産が半分に目減りしてしまうこともあるからね。時間を分散して、来年、再来年にまた運用方針を考えよう。