貯金が出来る人・出来ない人の違いを脳内メーカーの図を使って説明する

生徒さん
先生、貯金が出来ない私と、貯金が得意な先生は何が違うのでしょう?生まれ持った才能ですか?

貯金の達人
才能とか生まれつきの能力は、それほど変わらないと思うよ。一時期とても流行した脳内メーカーの図を拝借して、貯金が出来る人とできない人の違いを説明しよう。

はい!お願いします。

貯金が出来る人・出来ない人の違いとは?

貯金が出来る人と出来ない人の脳内を示したのがこちらの図だ。(脳内メーカーの図をもとに、筆者が作成)

chokin-dekiru-dekinai貯金が出来る人は、「稼ぐ」「投資」というお金が増えることに頭を使っているのに対して、貯金が出来ない人は、「遊び」「浪費」とお金が減ることに頭を使っているのが特徴だ。もちろん、仕事がない休日には思いっきり遊ぶことは大切だし、毎日稼ぐことだけ考えていたら、いったい何のために生きているのかわからない。でも、私が30代で5,000万円の貯金が出来た理由は、「稼ぐこと」「投資をすること」の2つを学んで、自分の成長のために時間を使ってきたことが大きい。だから、もっと貯金をしたいという人は、時間やお金を浪費すること(ギャンブル、ゲーム、テレビなど)は少し控えるようにしてみよう。

貯金が出来ない人の脳内に「節約」が含まれていることに驚いた読者もいることだろう。不思議なことに、節約のことばかり考えていては、お金は全然貯まらないんだ。頑張って月3万円節約したとする。この場合、1年で36万円。10年で360万円だ。これでは、5000万円貯めるには100年の歳月があっても足りないことになる。月3万円節約するより、月30万円余分に稼ぐことに頭を使ったほうが貯金効果は大きいことは一目瞭然だ。

あるいは、投資によって資産を大きく増やすことも可能だ。私は3,500万円の不動産投資をして、3年で約1,000万円の利益を得ている。少し高度な内容となるが、お金持ちになりたければ「情報の非対称性」という概念も学んでいく必要がある。

マネー雑誌には嫌われる言葉「勤勉さ」

kinben
写真=Getty Images

マネー雑誌は、楽してお金を稼ぐ方法を紹介した記事が人気がある。雑誌の表紙に次の言葉が並んでいた場合、あなたはどちらの雑誌を購入したいだろうか?
「サラリーマンでも、1日1時間の副業で月30万円の副収入を得る人たち」
「自分の得意分野を伸ばし、本業で年収100万円UPさせる方法」
マネー雑誌やお金の本で嫌われる言葉に「勤勉さ」がある。(非常に大切なことなのに!)人は努力をすることは基本的には嫌いな生き物だということが良くわかる。努力をして、勤勉さを武器にお金持ちになった人の話なんて、誰も聞きたくないんだ。つまらないからね。むしろ、努力なんてしないで裏技的な方法で資産を築いた情報を知りたがるんだ。
・20代で「勤勉」を学んだ人は、40代で資産を作る。
・20代で「怠惰」を学んだ人は、40代で負債を負う。
よく覚えておこう。


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