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「リボ払い」は危険!リボ払いは貧者のための集金システム。

生徒さん
先生、「リボ払い」ってご存知ですか?

貯金の達人
商品を購入するとき、クレジットカードで支払うことはあるよね。「リボ払い」というのは、そのときの支払い方法の1つで、毎月一定の金額を何ヶ月も支払う仕組みだね。

クレジットカードで支払うときは「一括払い」か「分割払い」が一般的だと思うけど、「リボ払い」での支払いだけは絶対にやってはいけないよ。


それはどうしてですか?

まず手数料が年率15%程度と非常に高いこと。そして、支払いを先延ばしすることによって、合計の借り入れ金額がわかりにくくなるからだね。

リボ払いにメリットはありません

リボ払いのメリットとして、「月々の支払いの負担が軽くなる」という人がいるけど、言い換えれば「支払いを先延ばしして、割高な手数料を支払っている」ということです。毎月一定の金額が引き落とされるから、家計管理が楽になる?そんなことはありません。リボ払いを利用していて家計管理がしっかり出来ている人なんていません。

情弱・貧者のための集金システム

残念なことに、学歴が低い人ほど「リボ払い」を選択してしまうようです。(日本版総合的社会調査より)

「あとからリボ払い」は本当に悪質

お店で「一括払いでお願いします」と伝えたのに、なぜか支払いがリボ払いになるという不可解なシステム。リボ払いという言葉で支払うのが恥ずかしい人のためだそうですが、恥ずかしいという気持ちがあるなら、リボ払いなんてしなければ良いのに・・・。

「リボ払い」を利用している人はこんな人たち

2005 年に行われた日本版総合的社会調査(JGSS-2005)から、年収・学歴・就労状況別のクレジットカード利用状況がわかります。この調査によると、リボ払い(キャッシング利用含む)を利用している人の人物像が浮かび上がります。調査結果を要約すると、以下のようになります。

リボ払いを利用しているのはこんな人たち
・クレジットカードを4枚以上保有している
・消費者金融の利用経験がある
・世帯年収が250万円~650万円(補足1)
・失業の可能性がある
・ギャンブル経験がある
・借金に賛成している
・利便性を追求している
・家庭生活に不満を抱いている
補足1:世帯年収250万円未満ではクレジットカードを保有している世帯が少ない