貯金のコツは「お金の流れ」を大きくすること。

「お金の流れ」を大きくすると貯金が出来る

貯金1000万円や2000万円といった大きな金額のお金を貯めるには、「お金の流れ」を大きくすることが大切です。今日は、ほったらかしでも貯金が増えていく仕組みを、わかりやすく図解しながら説明します。まず最初に、下の図をご覧下さい。

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矢印がお金の流れを表しています。会社やアルバイトで働いて得た「労働収入」が、あなたの口座に入ってきます。そして、食費や家賃などの「生活費」があなたから出て行きます。この、収入→あなた→支出という流れが基本形です。貯金が出来ない多くの人は、この図のように、入ってきたお金をそのまま全部流れ出しているのです。つまり、収入と支出が同じだと、貯金は出来ないということですね。

それでは、次の図を見てみましょう。

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あなたが頑張って働いたため、収入が以前より増えました。そして、収入のほうが支出より大きくなったため、貯金をすることが出来ます。この収入より支出が少ない生活パターンを続けていけば、少しずつでも貯金は確実に増えていきます。この状態を維持できれば良いのですが、収入が増えると、ついやってしまうのが次のパターン。つまり「貯金が出来ない」やってはいけない生活への転落です。

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収入が増えて本来は貯金に回すべきお金が、税金、保険、住宅ローンといった負債に流れてしまった例です。家や車を購入することは悪いことではありませんが、資産を築く前にこのようなお金の流れを作ってしまってはダメです。収入が増えても、ここはぐっと我慢するところなのです。

貯金が少し増えてきてから、あなたが目指すべきお金の流れを次に示します。

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自動車や保険といった支出に回す前に、貯金⇒資産⇒不労所得⇒あなた、というお金の流れを作ることが大切です。ここでいう「資産」というのは、不動産、株式、ビジネス、知識・経験といったあなたのお金を増やすもの全てのことです。このような状態になると、あなたは何もしなくても、少しずつ貯金が増えていくことになります。

次は収入の数を増やすことを考えます。

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ここでは、一番取り組みやすいインターネットからの収入を例にしています。会社をリストラされたり失業するリスクを考えると、複数の収入があったほうが安心ですね。労働収入である本業と、ネット収入である副業、この両方から収入があると、どちらかで稼げなくなっても生活基盤は揺るがないものになります。

最後は、お金の流れる量を増やすことを意識します。資産がお金を生み出し、そしてさらに資産が増える。このようなお金が増える正の循環を作り出すのです。

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いかがだったでしょう?今回は貯金が増えていく仕組みを、お金の流れから説明してみました。


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