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話が「わかりやすい人」と「わかりにくい人」の違いと特徴は?

話が「わかりやすい人」と「わかりにくい人」の違いと特徴を5つあげてみます。是非、皆さんも話のわかりやすい人になって、ビジネスシーンで活躍しましょう。

話がわかりやすい人は「全体」→「詳細」の順番で話す。話がわかりにくい人は「詳細」だけ話す。

例えば、「将棋ってどんなゲーム?」と子供に聞かれたとき、

話がわかりやすい人は、「将棋はね、二人でするゲームで、王様と呼ばれる駒を取ったほうが勝ちなんだよ。」といった具体に、まずは全体の説明を最初にします。

一方、話がわかりにくい人は、「将棋には、飛車、角、香車といった駒があって」とか「相手の陣地に入ると、成ることが出来て」など、詳細なルールから話し始めます。

まずは、「大きな全体の話を簡潔に」話すことを意識することが、話の分かりやすい人になる第一歩です。

話がわかりやすい人は、相手の理解に合わせて説明の仕方を変える。話がわかりにくい人は、相手のことは考えずに自分が話したいように話す。

話のうまい人は、説明をしていて相手が理解していなそうな表情をしていれば、言葉を補ったり話すスピードを遅くして、相手に合わせます。話がわかりにくい人は、一方的に話します。
例えば、「クラウド」という言葉を説明するとき、もし相手が「インターネット」という基本的な用語を知らなければ、まずは「インターネット」の説明をしなければいけません。相手の理解力に合わせて、話の組み立て方を変えることが大切なのですね。

話がわかりやすい人は「結論」から話す。話がわかりにくい人は「結論」を最後に話す。

例えば、「昨日の商談はどうだった?」と上司から質問されたとき、

話がわかりやすい人は「うまくいきました」「残念ながら、契約は取れませんでした」など、結論を一言で伝えてから、その後に契約に至らなかった理由や状況などを説明します。

これが、話の下手な人は、「商談には先方の○○さんが出席されていて、、」などと結論を先に言わないのです。

話がわかりやすい人は「具体的」に話す。話がわかりにくい人は「抽象的」に話す。

話がわかりやすい人は「明日の15時までに、先ほどの会議の議事録を、出席者全員にメールをしておいて」と具体的な指示を出します。

話のわかりにくい人は「議事録を早めにだしておいてねー」と抽象的です。いつまでに、誰に、といった具体的な指示がないため、指示を受ける側によって、ばらつきが出そうな指示になってます。

話がわかりやすい人は「ゆっくりと丁寧」に話す。話がわかりにくい人は「早口で雑に」で話す。

話がわかりやすい人は、話すスピードをコントロールし、相手が理解できる速度で丁寧に話します。

話がわかりにくい人は、自分勝手に早口で雑な説明をします。例えば「この設計書、ここが間違っているあら、直しておいて―」といった具体です。

転職して年収が上がるのはどんな人?転職で給料が上がる人・下がる人。

生徒さん
先生、転職して年収が上がるのは、どんな人でしょう?

貯金の達人
そうだなー。こういう質問に対してよくある回答は「20代は年収が上がりやすい」とか「金融業界は年収が高い」といったものが多いけど、私は転職して年収が上がるのは「今現在、不当に安い給料で働かされている人たち」だと思うよ。なんの努力もせず、「ただ単に、他の会社で働けば年収があがる」という人達がたくさんいるんだ。

今の会社の給料が安いのか、どうしたらわかりますかね?

今の給料が安くても、他の会社に転職できるかは別問題だから、結局は転職サイトや転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーなどの専門家からアドバイスを受けるのが良いんだろうね。

逆に、転職して年収が下がるのは、どんな人でしょう?

大企業で働いている50代以上の人は、よほどの専門性がないと年収は下がるね。大企業は年功序列賃金が一般的だから、今の50代は実力以上の高給取りが多いはず。他にも、たまたま給料の良い会社に入社できて、実力以上の給料をもらっている人。このような人も、転職活動をしてみれば自分の本当の実力が見えてくると思う。

今現在の、自分の市場価値を見極めよう

働いて会社から給料をもらっている人は、時々は自分の市場価値を意識して働いたほうが良いだろうね。去年と同じ仕事をしていたら給料が上がらないのは当たり前。むしろ、去年と同じ仕事をしていて給料があがったら「おかしい」と思うくらいの感覚が必要だ。給料をあげるには、より高度な仕事をすること。個人ではなく、組織として成果を上げること。こういった、より上位の考えを身につけていこう。
そして、今現在、自分が他の会社に転職したら年収どれくらいのオファーを受けることが出来るのかを考えよう。ただ、自分の能力を正確に見極めることは非常に困難だし、自己評価の高い人・低い人がいるから、最終的には転職サイトに登録してどのような企業からオファーが来るかなどで客観的に判断したほうが良いだろうね。

希少な人材になろう

人脈、高度なコミュニケーション能力、高度な専門性など、30代になってこれらを何一つ身につけないのは正直言って非常に厳しい。何か専門性を身につけることは絶対に意識して働こう。例えば、「原子力発電所のプラント設計を出来る人材」。これは、もう普通の人材バンクでは探してもなかなか見つからない人材だし、年棒2000万円支払っても雇いたいという雇用主はいるはず。つまり、年収をあげようと思ったら、高度な専門性、あるいは、ずば抜けたコミュニケーション力、稀有なビジネス経験などが必要となってくるんだ。

エン・ジャパン(株)の転職サイトを利用するコンサルタント147名を対象に「希少性の高い人材」についてアンケートを実施した結果がこちら。

changecareer2

新規事業の立ち上げ経験者、ビジネスレベルの英語力を有する者などが上位にランクインしているね。今こういった能力がなくても大丈夫、今の会社で希少性の高い人材になるチャンスがあれば、積極的に手を挙げて仕事を勝ち取ろう

時代はどんな人材を求めているのか

2030年にはAI(人工知能)に人間の仕事の47%が失われるという研究結果もあるよね。ただ言われたことを正確に実行するルーチンワーク業務は、技術革新によって今後どんどん淘汰されていくはずだ。だから、最新の技術動向にも目を向けて、どこで価値を発揮できるのかは考えよう。アメリカのハンバーガーチェーン「CaliBurgur」はパテを自動調理するロボットアームを導入したし、マクドナルドも無人オーダー機の導入など、とにかく各社は人件費削減に躍起になっている状況だ。

自分の仕事がロボットやAIに奪われることはないのか?こういったことを普段から意識することで、上司に直談判してよりレベルの高い仕事を任せてもらったり、自信のキャリアパスを考えるためのヒントにもなるだろう。