「お金の若者離れ」が加速する日本。日本の将来を担う若者にお金が回る社会を。

朝日新聞(5月5日)の投稿記事を紹介


朝日新聞5月5日の記事がネットで話題となっています。日本経済が活性化しないのは、「若者の車離れ」、「若者の旅行離れ」など、若者がお金を消費しないのが問題だとメディアは騒ぎ立てますが、実際にはお金を使いたくても使うお金がないのだと投稿者は訴えます。
「若者にお金がない」というのは、各種統計情報からもわかります。もし若者にお金がないことを実感したければ、高級ホテルのラウンジや高級ツアー旅行などに参加してみましょう。そこに若者の姿はなく、楽しそうに参加しているのは中高年や高齢者ばかりですから!

年代別の保有資産の割合は?


日本の個人金融資産は約1,500兆円あります。その個人資産のうち80%以上を、50歳以上の人たちが保有しているのです。高齢者が多くの資産を保有している一方、若者は資産を持てないという現状が良くわかります。

社会保障費・医療費が高騰している

若者にお金を回すにも、日本は財政難のためお金に余裕がありません。社会保障費、医療費も年々高騰しており、なんとか支出を抑える必要があります。医療費に関しては、75歳以上の自己負担割合を現行の10%から100%にでも引き上げれば、日本が抱える少子高齢化問題や医療費の高騰問題はいっきに解決できますが、実現は難しいのでしょうね。

高齢者の意識改革が必要

高齢者は、日本の将来を担う若者にお金がまわる政策を打ち出している政党を支持しないとダメでしょうね。高齢者優遇政策ばかり支持するものだから、若者が冷遇されるんです。もう十分に生きたのですから、そろそろ若者にバトンタッチしましょう。

日本企業の初任給横並び問題

日本企業は初任給がどこも20万円前後と横並びです。中国企業ファーウェイの大卒初任給が40万円で世間を騒がせましたね。今の日本で、若者が満足のいく収入を得るには、中国企業に就職するというのが最も現実的かもしれません。


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